北海道の橋本様から大変率直で貴重な感想をいただきました。下記に少々長くなりますが、全文をご紹介させていただきます。(ご本人了承済)
北海道の橋本といいます。
サイレント・ランニング日本語版、その原理の秀逸な手順に脱帽しております。
正直言いまして「ダイレクトマインドリーディングの際、この手順そのままで行けば、1度ならまだ許せるが2度の読み間違いが生じる恐れがある。それではたとえ最終的にカードを言い当てたとしても、現象そのものの説得力、インパクトに欠けるのではないか」
また、ダイレクトマインドリーディングの際、いくつかの手順にある強引さや不安や疑問から、「読み物としては面白いが実践的ではない」という印象を持ちました。
しかし、クロスロード並びにCRACAAN(クロスロード式 Any Card at Any Number)を実践して、ただの一度も失敗がなく、現象を観た友人知人が絶句する姿、驚愕のあまり本当の超常現象を観たと興奮する姿が目に焼き付いており、自身の体験から考えて、「サイレント・ランニングを演じないまま、お蔵入りするのはもったいない」と感じました。
『消滅するカード』は、クロスロードで酷似した現象を一度は観た友人知人が多すぎ、演じる気にはなれませんでしたが、『ダイレクトマインドリーディング』は「やってみる価値がある」、「なにか得るものが必ずある」と思いたち、もともと実証主義ですので、半分はドキドキ、半分はワクワクで演じました。
結果的に滞りなく手順が進み、危惧していた不安や疑念は皆無とはいえませんが「それほど気にするようなものではない」ことを知りました。
身に付ければ強力な武器。その看板に偽り無し。素晴らしいトリックを授けて頂いて感謝の意に絶えません。
今では「サイレント・ランニングは充分に実践的な、無理のない究極のカード読心術である」と、胸を張って言えます。
ありがとうございました。
サイレント・ランニングの謎を解く手がかりは、あるといえばあるのでしょうが、それが観客には見えないのだと思います。手順の1か所は、本来は唯一不自然な点であり、ここが手がかりになるはずです。
それでも数字が自由選択であったためにマークも分かるはずがない、結局手がかりはゼロ、そう思い込んでいます。全てがランダムでフェアに見えます。
なぜそう人は思い込むのか当初は僕のほうが不思議に思うほど巧妙な手順でした。
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